南太田に事務所がある「家庭倫理の会横浜市」(後藤長重会長=人物風土記で紹介)が7月15日、西区の南幸自治会館で子育てセミナー「みんなちがって みんないい」を開催した。
当日は会員や子どもなど85人が参加。講演した一般社団法人倫理研究所顧問の町筋幸江さんは、子どもが求めているのは自らの存在価値であるとし、子どもの存在を認めて褒め、「どんな時も子どもを信じてほしい。親の愛情にふれたら子どもは正しいレールに乗ることができる」と伝えた。
また、登校拒否だった子どもが少しずつ前向きな心を取り戻したエピソードや、家庭のために実践したことを母親が紹介。参加者の共感を呼び、大きな拍手が送られる場面もあった。
同会は倫理研究所の個人会員で組織される。子育てに奮闘する親らを応援するセミナー企画のほか、健全な家庭の構築を目指して会員らを対象に実施する早朝の「おはよう倫理塾」、子どものための倫理塾なども開催している。
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