地下鉄弘明寺駅で11月22日、テロ災害を想定した訓練が行われた。
横浜が会場となる2019年のラグビーワールドカップや20年の東京五輪などの大規模なイベントに備えたもの。南消防署のほか、消防団、市交通局、警察署、市大センター病院の医師や看護師による横浜救急医療チーム(YMAT)、区役所が連携して活動するために実施した。
弘明寺駅の改札口付近に何者かが薬品を散布し、負傷者が数人出たという想定で進んだ。倒れた人を発見した駅職員が119番通報。駆け付けた化学防護服を着た6人の隊員が負傷者を駅の外へ運び出し、付着した薬品を温水で除染。その後、YMATの医師らが救命活動をした。警察は薬品を散布した男を駅付近で取り押さえた。
連携に課題も
終了後、YMATの関係者は「駅でテロが起きると、除染されてない人が大量に出る可能性があり、それをどうするかが課題」と話した。消防署の太田孝署長は「119番通報の時にどれだけ詳細な情報が得られるかで、その後の動きが変わってくる。改めて各機関の連携の難しさを感じた」と話した。
過去には同様のテロ対策訓練を区庁舎でも行っている。各機関は、あらゆる場面に対応できるよう、今後、今回の訓練内容を検証し、テロ対策を進める。
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