地域住民に交流の場を提供する目的で活動しているNPO法人「六ツ川ふれあい福祉の会」(米山潔理事長)主催の「手話で楽しむ寄席演芸会」が12月3日に大岡地区センターで行われた。演芸会は聴覚障害がある人と健常者との交流を目指して行われており、今回で24回目。
第一部では南区で活動する六ツ川手話の会が手話の歌やパントマイム、手話ダンスを披露した。ほかにも全国各地で手話落語を演じている第一人者で「手話落語研究会」の道楽亭遊坊さんや酔粋亭福丸さんらが登場。手話と音声による落語を2題披露し、障害者でも健常者でも楽しめる会となった。
寄席演芸終了後には交流会が行われ、手話の会が進行役となり、聴覚障害者と健聴者が手話を用いて一緒にお菓子やお茶を楽しみながら交流を深めた。
米山理事長は「無事に終えることができ、ほっとしている。この交流を機会に健常者も障害者も一層、お互いの心をつなげることができたら嬉しい」と話した。
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