南区三曲会(大澤富子会長)が12月3日、みなみん(南公会堂)で17回目のチャリティ定期演奏会を行い、約300人が集まった。
演奏会は邦楽の普及を目指して活動する同会が毎年行っているもの。会員30人が筝、三絃、尺八で「都踊」や「宮城野」を演奏したほか、新しい取り組みとして声楽やピアノ、朗読も披露された。
ロビーでは作業所で作られたクッキーやパンの販売とともに、募金協力の呼び掛けも行われた。
三曲会の大澤会長は「多くの方に観ていただき、大成功で終えることができた。会を重ねるごとにリピーターも増えてきているので、これを機会に邦楽に興味を持つ人が増えてくれれば」と話した。
チケット料の収益金は南区社会福祉協議会や作業所に寄付される。
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