折り紙を折る参加者
高齢者集うサロン
睦町一丁目東町内会（酒井安朗会長）の老人部は毎月第３日曜日の午後に町内会館を使って「むつみサロン」を開いている。
高齢者が外出する機会を作ろうと２年前から始まった企画。２月18日に行われた会では、ひな祭りを前に折り紙で干支である犬の人形を作った。約20人が参加し、講師から指導を受けながら人形を作った。複雑な折り方の場面では参加者が互いに教え合いながら進められていた。悪戦苦闘しながら、指先を使う作業が約１時間続き、ある女性が「早く（休憩の）お茶にしようよ」と話すと、室内が笑い声に包まれた。後半はお菓子を食べながら懇談した。
サロンではほかにも、カラオケや体操、趣味の作品展などを行っている。老人部の部長も務める酒井会長は「サロンに来て話したり、手を動かせば、認知症予防にもなる」と話す。
町内会では「公園管理部」を設け、花の手入れにも力を入れており、スローガンの「あなたが主役の町づくり」を目指していく。
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