市立横浜商業高校(Y校)と横浜市立大学(市大)、市大の前身である市立横浜商業専門学校(Y専)の3校の卒業生と現役生からなる同窓会組織「進交会」が所有する進交会館=中区相生町6の111=の建て替えが、このほど完了した。
会員6万人超
進交会は高校と大学が一体化した全国でも珍しい同窓会。120年を超える歴史があり、約6万1500人の会員がいる。馬車道そばに建つ会館の土地は同会が所有している。
旧会館は1973年建設。建設から50年近くが経ち、老朽化に加え、テナントの撤退もあり、同会は2016年夏から特別委員会を立ち上げ、60回の話し合いを重ね、建て替えを決めた。
サロンと貸会議室
新会館は鉄筋コンクリートの9階建て。建築面積は177平方メートルで延床面積は1303平方メートル。1階はテナント。2階に同窓会事務所と会員専用のサロン「みなと倶楽部」が入る。3階は貸会議室で4階から9階までは24戸の賃貸住宅となっている。
3月4日には関係者26人が出席し、建物を清め、安全を祈願する「修祓式」があった。この中でY校出身で母校の野球部監督として甲子園に8度出場し、その後は校長を務めた進交会代表理事の古屋文雄さんが「完成は感無量。進交会の情報発信など、ワンチームになって母校を支援していきたい」とあいさつし、新装を喜んだ。
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