通町の鎌倉街道沿いに９月１日「堀ノ内接骨院蒔田院」が開院する。堀ノ内町に１９９０年に開院した「堀ノ内接骨院」のグループで、他の医療機関と連携しながら、患者に寄り添っていく。

　堀ノ内接骨院は開院以来、”地域の痛み相談所”として患者に寄り添う方針を徹底してきた。これまで、副院長を務めていた小林真也さんが蒔田院の院長となる。開院にあたり「地域医療に貢献し、皆さんの健康に寄り添った治療に努めたいです」と話し、堀ノ内接骨院での経験を活かしていく。

整形外科、歯科とも

　特に重視するのが、医療機関との連携だ。真也さんの父・哲也さんが堀ノ内接骨院を開院してから近隣の整形外科や内科だけでなく、歯科や薬局などとコミュニケーションを図ってきた。「病気に関しては整形外科、体の歪みなどが原因で症状が出るとされる偏頭痛には脳神経外科を紹介するなど、接骨院と病院の『医接連携』で体の痛みを早く取ることを目指します」と哲也さん。本院で培ってきたネットワークを活用していく。

　真也院長は「体の不調を感じたら、まずは訪れてください」と話す。新しい機器を使い、筋肉だけでなく、骨の状態からチェックしていく。

　悩む人が多い交通事故に遭った場合も弁護士事務所と提携しており、親身になって対応。自力での歩行が難しい人には、自宅などを訪問して施術する「往療」も行っている。ほかにも、学生を中心とした部活動やスポーツによる痛みにもテーピング指導を行う。

　堀ノ内接骨院が積み重ねてきた実績、医接連携のネットワークを基盤にする蒔田院。真也院長は「皆さんが帰る時には笑顔になれるような接骨院を目指します」と話す。

堀ノ内接骨院　蒔田院

横浜市南区通町1-2-4

TEL:045-341-3209

https://www.sekkotsu.jp/