南区と磯子区の区界近くに位置し、堀割川に架かる天神橋の架け替え工事が終わり、3月12日に開通した。それに先立ち、10日に記念式典が開催された。
式典には中村地区や磯子区側の町内会長や工事施工会社の関係者が出席。市道路局の中島泰雄局長は関係者に感謝を述べるとともに「地域のシンボルとして機能することを願う」とあいさつした。また、磯子区丸山に住む勝島孝さん一家が長さ30mの真新しい橋を3世代で渡り初め。「緊張したが、生まれたばかりの孫と渡れてうれしい」と話した。
築造後90年
天神橋は関東大震災の復興事業として1927年に完成。築造後、90年が経過し、老朽化が進んでいた。道幅が5・5mと狭く、車道と歩道の区別はなかった。
架け替え工事は2013年2月に開始し、5年をかけ完成した。事業費は約14億8千万円。道路工事部分は馬淵建設=花之木町=が担当した。
完成した橋は車道を7mに拡幅し、両側に各4mの歩道を設置。交通の利便性と歩行者の安全を確保した。また、旧橋に設置されていた御影石の親柱2基を再利用。すでに失われていた頭部の灯具を、横浜復興誌の図を基に復元した。
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