市政報告【5】 地域全体で見守り育てる体制を 横浜市会議員 森ひろたか
新年明けましておめでとうございます。謹んで新春をお祝い申し上げます。早いもので市政壇上に送り出していただいてから、約3年が経過しようとしています。これまでを振り返ってみますと、コロナ対策をはじめ子育て、介護・介助、医療、防災・減災、道路・交通ネットワーク、生活に関わる課題等について、力強く取り組みを進め、公約として掲げた重点政策のうち、カジノ誘致反対を含む約63%の項目において、改善または改善に向け道筋をつけることが出来ました。
また、2021年度にあたっては議会活動において、本会議・委員会などの運営方法を決定し、市会に必要な条例等の議案や、請願・陳情などを審査する市会運営委員に選任されるとともに、会派内の意思決定過程において、政策や条例等の立案・作成を担う政務調査会の事務局長を拝命し、様々な経験と活動の幅を広げさせていただくことが出来ました。
横浜初!子どもたちを地域で見守り・育てていく環境整備を!
子どもたちや学校において抱える課題は多様化かつ複雑化してきています。こうした課題の解決や未来を担う子どもたちの豊かな成長のためには、学校だけではなく、地域や社会全体で子どもたちを見守り・育てていく必要があります。現在横浜市においては、学校運営協議会と地域学校協働本部が一体となって活動を進めておりますが、「子どもたちに変わらぬ教育環境と支援を提供していく」ためには現状の枠組みを更に発展させていく必要があると考えます。
目指すべき姿は、誰もが安心して過ごし学べる居場所を作り、子どもから大人まで、幅広い世代の人と関わることで子どもたち自身が様々な価値観と出会い、多様な生き方にふれることで社会性を身につけ、自己肯定感を高めていける環境と支援体制を構築していくべきと考えています。
本年4月頃を目途に地域学校協働本部活動を軸とした団体が地域主導のもと横浜市で初めて、ここ保土ケ谷から立ち上がる予定です。
児童や生徒たちは豊かな学びや豊かな心の育成、コミュニケーション力の向上、地域への愛着、地域の担い手としての自覚等を学ぶことができ、学校をはじめ行政・地域・自治会・町内会さらには地域住民の皆さまが一体となって子どもたちを支える仕組みを強固にしていくことで、地域資源を生かした授業づくりや子どもと向き合う時間の確保、地域との継続的な信頼関係の構築、地域貢献による満足感や生きがい等が得られるものと考えています。
こうした取組を通じて、地域全体で子どもたちを見守り・育てていく。そんな温かい地域社会の実現に向け、地域の皆さまと試行錯誤しながら、歩みを止めることなく本年も全力で取り組んで参りたいと思います。
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