神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2023年11月30日 エリアトップへ

子どもスタッフが活躍中 保土ケ谷地区「みんなでキッチン」

コミュニティ社会

公開:2023年11月30日

  • X
  • LINE
  • hatena
黄色いエプロンを着てカレーを配膳する子どもスタッフら
黄色いエプロンを着てカレーを配膳する子どもスタッフら

 狩場町東部自治会館で毎月第4水曜日に地域の食堂として安価で食事を提供する「みんなでキッチン」で、小学生スタッフが活躍している。11月22日の回には瀬戸ケ谷小学校に通う児童5人が参加。配膳などを手伝った。

 区内のこども食堂による「みんなde食堂懇談会」にも加入するみんなでキッチンは、2019年から活動を開始。区の地域福祉保健計画に基づく「保土ケ谷地区ほっとなまちづくり実行委員会」が主催し、民生委員・児童委員など地域の大人たちがボランティアで運営している。

 子どもを中心に年齢を問わず地域の住民の交流の場としてカレーなどの食事を安価で提供し、毎回子どもから高齢者まで100人近くが来場している。

 そんな運営ボランティアに「子どもスタッフ」が加わったのは今年10月のこと。大人ボランティアからの誘いを受けたのがきっかけ。普段から食堂に来ている瀬戸ケ谷小4年生の3人が黄色いエプロンに身を包み、カレーの配膳などを担当した。そんな姿を見て翌月には「どれくらい大変か体験してみたかった」と同級生2人が新たに加わった。

 10月にもスタッフとして手伝った高橋ひよりさんは「知らないお客さんも来るから緊張するけど、食べて笑顔になってる姿を見るのは楽しい」とやりがいを感じている様子。初めて参加した白垣優芽さんは「ちょっと足が疲れたけど『ありがとう』と言ってもらえてうれしかった」と笑顔を見せた。

 この日は瀬戸ケ谷小の教職員も見学に訪れた。松永淳子校長は「給食の時とはまた違った楽しさを子どもたちも味わっていると思います。いい経験ですね」と話した。

 運営団体の事務局を務める高橋景さんは「手伝いを通じて子どもたちにもボランティアの意識が芽生えてくれるといいですね」と期待を寄せた。

保土ケ谷区版のトップニュース最新6

区制100周年へ第一歩

区制100周年へ第一歩

実行委員会立ち上がる

5月2日

「後輩のために」20年

西谷中同窓会

「後輩のために」20年

今年も支援金を寄付

5月2日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

運転手不足で減便続く

市営バス

運転手不足で減便続く

住民から困惑の声

4月25日

「地場ワイン」今年も上々

「地場ワイン」今年も上々

原料は川島町のぶどう

4月18日

保土ケ谷は50年で25%減

横浜市将来人口推計

保土ケ谷は50年で25%減

世帯数は2割ほど減少の見通し

4月18日

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook