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保土ケ谷区版 公開:2025年4月10日 エリアトップへ

3月21日付けで第79代保土ケ谷警察署長に就任した 田渕 祐輔さん 川辺町在勤 59歳

公開:2025年4月10日

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田渕 祐輔さん

学ぶ姿勢忘れずに成長

 ○…役職定年まで残り1年で、約40年間に及ぶキャリアの最後を保土ケ谷署で迎える予定。「悔いなく締めくくりたい」と決意を固める。暴力団捜査などの仕事に長く携わり、署長の職務は初めて。「キャンペーンなどで地域の皆さんと関わるのは初めてのことで楽しみ。いつまでも学び続ける姿勢で成長したい」と話し、ベテランになっても向上心を忘れない。

 ○…長崎県出身。警察官だった親族の影響で、高校卒業後に自身もその道へ。警察学校を経て、最初に配属されたのが川崎警察署だった。「酒に酔った人同士が路上でけんかを始めたり、暴走族が暴れたりするのが日常茶飯事。毎日が慌ただしかった」と回顧する。新人警察官にとっては難しい仕事が多かったが、「神奈川に骨を埋める覚悟で長崎から出てきた」とがむしゃらに働いた。時には交番で高校生の相談相手になり、親しみやすいまちの警察官として住民に寄り添った。

 ○…素直な気持ちを忘れないよう、新人時代から大切にしている言葉が「初心忘るべからず」。時代とともに変化する犯罪に対応できるよう、「常に何かを学ぶ姿勢でいてほしい」と署員に呼び掛ける。近年増加傾向にあるデジタル犯罪にも着目。「警察官もスマートフォンやSNSに関する知識を高めることで、対策の幅が広がるはず」と視野を広げる。

 ○…趣味は散歩。狭い道路や坂道が多いという保土ケ谷区の特徴に早くも気付き、交通事故の危険性を説く。巧妙化するオレオレ詐欺などの特殊詐欺にも警鐘を鳴らし、住民に直接注意を促す機会を増やしたいという。「警察官の力だけでは、まちの平和を守ることができない。日頃から犯罪防止を目的とした活動に取り組んでいる方々に感謝の気持ちでいっぱい」

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