4月から保土ケ谷図書館の館長を務めている 近 和行さん 星川在勤 60歳
縁あるまちに貢献を
○…前任地は保土ケ谷区役所で、前職の横浜信用金庫では保土ケ谷支店に勤務していた。「保土ケ谷区内で通算約10年間働いている。交流のある区民の方々から『まだいるの』というツッコミを入れられそう」と笑う。2027年に迎える保土ケ谷区制100周年に向け、「まちに関する資料の提供やイベントの企画など、多面的に貢献したい」と意気込みを語る。
○…大学卒業後に横浜信用金庫に約2年間勤務した後、横浜市に入職。地方の市役所で働いていた大学の先輩の「あらゆる角度からまちづくりに関わることができるよ」という言葉に魅力を感じて転職を決めた。入職2年目の時に帷子川と今井川の合流地点で第二次世界大戦時の不発弾が発見され、天王町駅から半径300mの区域が立ち入り禁止に。電車などの運行を止めての撤去作業を見届けたことは今でも鮮明に覚えているという。
○…保土ケ谷区役所には3回着任。区連合町内会の定例会や地域行事を通じて、住民との交流を深めた。「温かく迎え入れてくれる方々ばかり。宿場まつりなどの歴史を感じる行事も多く、地域の輪を住民同士で広げている」とまちの魅力を語る。相鉄線星川駅〜天王町駅間の高架下空間にある商業施設「星天qlay」に興味を示し、変わりゆく街並みを眺める。
○…瀬谷区出身。ベイスターズがホエールズだった時から応援しているという古参のファン。「1998年と2024年の日本一の瞬間に現地で立ち会えたことは一生の思い出で、ファンフェスタでゲットした三浦大輔監督のサイン入りユニフォームは一生の宝物」と少年のようにほほ笑み、チーム愛を見せる。25年シーズンは、ベイスターズのリーグ優勝からの日本一に期待を込めて声援を送る。
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