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鶴見区 人物風土記

公開日:2018.08.02

得意の逆立ちダブルダッチでギネス記録を超えた
平井 孝生さん
元宮在勤 28歳

有言実行で日々挑戦

 ○…2本の縄を使って跳ぶ競技「ダブルダッチ」。逆立ちで連続80回を跳び、ギネス記録を超えた。普段は鶴見スポーツセンターの管理・運営を行いながら、週に1回仲間とともにダブルダッチで練習。筋トレや逆立ち練習も欠かさない。「ダブルダッチは1人ではできないからチームワークが必要だし、分かりやすいからシンプルに盛り上がれる」とその魅力を話す。

 ○…平塚出身厚木育ち。幼いころから高校生まで野球一筋だった。大学で違うスポーツに挑戦しようと考えていた時、ダブルダッチに出会い、夢中になった。世界大会でも優勝経験のあった乱縄というサークルに所属。就職するか迷った時に、全国大会に出場したことから、ダブルダッチを続ける決心を固めた。夢であった海外を回りながらパフォーマンスを3年間続け、7カ国15都市以上に滞在。初めはその日を暮らすのがやっとだったというが、大道芸人が声を掛けてくれたことをきっかけにパフォーマンスが変わった。「どれだけすごい技をしたかではない、どれだけお客さんを楽しませられたかが重要だと教わった」。それからはダブルダッチで生きていけるようになった。

 ○…「休みの日もスポーツしてしまう」と笑うが、唯一の趣味はカフェ。「こう見えて甘党なんです」と意外な一面をのぞかせる。月に2回ほど、湘南を中心に居心地のいい場所を探して回っているという。

 ○…「これまでの経験を仕事に活かしたい。実現したいことは口に出して言うタイプ」という自身が目指すのはスケートボードやBMXなどのエクストリームスポーツをもっと提供すること。「やりたくてもできる場所があまりない。機会を提供したい」。常に目標を持ち続ける挑戦者の今後の活躍に期待が高まる。

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