鶴見大学図書館にこのほど、コロナ禍でオンライン面接が増えた就職活動などを支援しようと、個室型のワークブース3台が導入された。
導入されたのは、防音構造が施された個室型のワークブース。WEB会議や面接、電話などに活用できる。コロナ禍を受け、駅構内や商業施設などに設置が進んでいるが、大学図書館は珍しいという。
きっかけは就職活動中の学生が、図書館内で企業からの電話が取りにくい状況があったことだ。
コロナ以前から「通話可能なスペースを設置したい」と模索。当初は図書館全体の改修を予定する中、その一部としてスペースを用意するはずだったが、コロナ禍で方向転換。オンラインの活用が進んだことから、学部や学科に関係なく全ての学生が使用しやすい場所として、図書館内にブースが設置された。
パソコンの貸し出しもあり、学生は手ぶらで利用が可能で、インターネットの接続も安定性を考え有線とするなど工夫。内定者向けのオンライン説明会で使用した学生は「不具合もなく、快適だった」と話した。
同館によると、コロナ収束後、制限が解除された場合は、学外利用も予定しているという。
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