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公開日:2026.05.07
東宝タクシー 学生考案の新制服が完成 地元の横浜ファッション専門学校と連携
鶴見中央に拠点を置く東宝タクシー(株)が、地元・横浜ファッションデザイン専門学校(YFD)と連携し、乗務員の新制服を導入した。4月24日には「お披露目会」を開催。創業から約70年を経て、地域の絆を形にした装いで新たな歴史を刻み始めた。
1953年の創業以来、地域住民の足を支えてきた同社。タクシー業界では信頼感やフォーマルさが重視され、シンプルな制服が主流で、同社もこれまで大きな変更は行ってこなかった。
転機となったのは、2023年に迎えた創業70周年だ。時代の変化に合わせた「より親しみやすく、誇りを持てる企業イメージ」を構築するため、大野慶太代表が以前から交流のあった地元・鶴見のYFDにデザインを依頼し、産学連携のプロジェクトが始動した。
100案超から選出
プロジェクトは同校の授業課題の一環として実施され、学生からは若い感性が光る100種類以上のデザイン案が寄せられた。選考の要となったのは「現場の視点」。見た目の印象だけでなく、清潔感や動きやすさ、実用性を重視し、同社の品質向上委員を務める現役の乗務員らが中心となって候補を絞り込んだ。
最終的に採用されたのは、ファッションクリエイティブ科の谷津博子さんの作品。デザインの随所に「鶴見の企業」としてのアイデンティティが込められている。特に目を引くのは、ネクタイにあしらわれた特徴的な「鶴」のデザイン。また、各所に施された青い刺繍や、青いストライプ入りのワイシャツが、港町・横浜の爽やかさと誠実さを表現している。
見た目だけでなく、機能面も重視。子育てタクシーなどでの頻繁な乗降を考慮し、ストレッチ性の高い素材を採用。先行して着用した乗務員からは「着心地が良く、動きやすい。お客様からの評判も上々で、仕事への意欲が高まる」と喜びの声が上がっているという。
お披露目会に出席したYFDの櫻井武美理事長は「地域の企業と連携できたことは学生の大きな励み。鶴見区100周年を前に、学生のデザインが街を走ることは大変光栄」と感慨を語った。
大野代表は「単なるリニューアルではなく、鶴見とのつながりと、より良いサービスを目指す姿勢を形にしたもの。新しい制服とともに、地域の皆様に愛される会社を目指したい」と語った。
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