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鶴見区 人物風土記

公開日:2022.09.01

20周年を迎えた鶴見みどころガイドの会で代表を務める
倉田 一志さん
東寺尾在住 73歳

鶴見の歴史を形に残す

 ○…区内を中心に企画ガイドを行い、今年で20周年を迎えた鶴見みどころガイドの会で2020年から代表を務める。「活動にあたって安全第一はもちろん、人とのふれあいを大事にしています」と笑顔を見せる。「鶴見区は地域ごとに異なった文化があって非常にユニークなまち。魅力的」と語る。

 ○…横浜市出身。鶴見区に越してきてから20年近く経つ。10年ほど前に地域の広報誌を眺めていると「ガイド養成講座」が開かれていることを知り、鶴見のことを深く知れるチャンスと思い応募した。これが鶴見みどころガイドの会に入会したきっかけ。「人前で話すのが得意ではなく、資料を見ながらガイドを行っていた最初の頃は苦労しました」と思い返す。それでも、ガイド企画を続けていく中で、「倉田さんだから参加した」と参加者からの言葉を聞いた時、「力を貰ったような気がした」と今でも感じるという。「でもここまで続けることができるとは思わなかったね」と白い歯を見せる。

 ○…「みんなでワイワイ活動できることが大好き」。コロナ禍になる前は、友人と集まってカラオケなどをよくしていたと話す。「見て、歩くのが好きで、下見も兼ねていろいろなものを見る」毎月集まって花を見に行ったり、歴史散策を行う鶴見26会にも参加している。結成当初から参加して今年で8年。「この会もこんなに続くとは思ってもいなかった」と笑顔を浮かべる。

 ○…「今後はより歴史的なものを形として残していきたい。そのためにも記念誌の発行で文字や写真に残したかった」と熱く語る。「是非とも若い層にも鶴見に関心を持っていただき、参加していただければ」。記録として継承するため、これからも歩き続ける。

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