鶴見区自治連合会婦人部の部長を務める 名須川 千賀子さん 上末吉在住 77歳
婦人部を支え、支えられ
○…横浜市内で唯一、区自治連合会の婦人部が残る鶴見区。その部長を約6年前から務め、支え続けてきた。担い手不足などを理由に今年度限りでの解散が決まったが、「区社協に寄付する福祉バザーをみんなで頑張ったり、バスで色々な所に行ったり。楽しい思い出でいっぱいです」と寂し気に振り返る。
○…宮城県石巻市の出身。結婚を機に40年ほど前に夫の住む鶴見区へ。夫からは鶴見川の洪水氾濫の話を度々聞いていたが、「住み始めてからそういったことはなく、安心しています」とほほ笑む。地域の婦人部に入会したのはPTAの活動がきっかけ。町内会に関わる機会が増え、役員や子ども会の会長などを務める中で、上末吉地区自治連合会婦人部の部長に選ばれた。そして20年ほど前から区自治連合会の婦人部に参加し、他地区との交流を楽しみに過ごしてきた。「毎月の定例会の後に皆さんとお茶に行ってね。沢山のお友達ができて、1番の楽しみでした」と笑う。
○…散歩が趣味で、季節の移り変わりを感じたり、鶴見川で花見をするのが楽しみだとか。「三ツ池公園の桜も見たいけれど、人が多くて迷子になっちゃいそうで」と笑う。昔は同園で行われていた花火大会が自宅からよく見えたそうで、「本当にキレイだった」と懐かしむ。
○…区連合会の婦人部は解散するが、今後も各地区や自治会町内会での婦人部の活動は続く。所属する上末吉地区の婦人部では、毎月1人暮らしの高齢者を招いて弁当を振舞ったり、連合会主催の運動会をサポートしている。「これまでの活動で知り合った方々が私の財産。これからも皆さんと協力し、各地区の地域活動を盛り上げていけたら」と柔らかな笑顔で語った。
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