意見広告・議会報告
県政報告ひでしの「実績で勝負」98 認知症の人にやさしい神奈川を。「希望をかなえるヘルプカード」を実現 公明党 鈴木 ひでし
この度、認知症の方が周りの人に自分が望んでいることや理解してほしいこと、お願いしたいことを書いておき、必要な時に見せる「神奈川県認知症の人の希望をかなえるヘルプカード」の作成が実現しましたのでご報告します。
当事者のアイデアを形に
義足や人工関節、内部障がいや難病の方など、見た目からは疾患が分からない方が周囲の援助や配慮を受けられるようにするために身につける「ヘルプマーク」。認知症の当事者から、配慮してほしい内容を「文字」のメッセージにしてヘルプマークに添えることで、周囲の方から必要な援助や配慮を得やすくなったとのアイデアをいただきました。
このアイデアを受け、私は、令和6年9月の県議会厚生常任委員会の質疑の中で、「当事者が使用されているヘルプマークに文字を添えたものを写真とともに説明することでより伝わりやすくなる。県としても当事者のために、工夫すべき」と提言しました。
英語など多言語にも対応
今回実現したヘルプカードは、かながわオレンジ大使をはじめとした当事者・ご家族の皆さんから、内容やデザインについてご意見をいただき、県が作成したものです。
希望する支援を自由に記載することができる白紙のカードと、当事者から提案があった支援内容(「ゆっくりお願いします」、「大きな声でお願いします」などのメッセージが、あらかじめ記載されているカードがあり、当事者が声を発せずとも、支援の内容を気付いてもらえるようになっています。
また、日本語だけでなく、多言語のカードを作ったほうが良いとの当事者のご意見を踏まえ、英語、中国語、韓国語のカードも作られました。
「希望をかなえるヘルプカード」は、県のホームページに掲載されていますので、必要な支援内容を記載、印刷していただき、ヘルプマークと共に名札のように首から下げるなど、ご自分に合った持ち方で、ぜひ、ご活用ください。
認知症にやさしい神奈川を
令和6年1月に施行された共生社会の実現を推進するための認知症基本法を受けて、政府が閣議決定した「認知症施策推進基本計画」では、認知症になった人が希望を持って自分らしく暮らすことができるという「新しい認知症観」に立ち、自治体が当事者の意見を聞き、施策に反映することが重視されています。
認知症の人にやさしい神奈川の実現のためには、認知症当事者からのご意見は大変重要であり、ご意見を施策にしっかりと反映していけるよう、引き続き取り組んでまいります。
![]() 「希望をかなえるヘルプカード」
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