横浜市中央卸売市場の食肉市場長に就任した 神田 岳さん 大黒町在勤 54歳
横浜の食肉の安全を支える
○…人口370万人を抱える横浜市で、食肉の流通を支える横浜市中央卸売市場の食肉市場。その市場長にこのほど就任した。「市場は卸売業者やと畜業者、検査員など様々な人と団体が連携して運営しているので、上手くコミュニケーションを重ねていきたい」と意気込みを語る。
○…港南区出身のハマっ子。幼少期から機械いじりが好きで、エンジニアを目指して大学では理系に進学。また、中学生の頃から自転車が趣味で、ロードレースの練習でまちを走る中で環境問題にも関心を持ち、「総合的に取り組める仕事はないだろうか」と模索していた時に、横浜市役所の機械職の職員募集を見て「自分の強みを活かして、まちにも携われる」と即決した。入庁後は下水道局(現・下水道河川局)で南部水再生センター等で維持管理などに従事し、5年前に移転した市庁舎の設計・工事にも携わった。「前例が無く大変なことも多かったが、皆さんと協力して無事に完成に至りました」と笑顔で振り返る。
○…趣味の自転車では今もロードレースに参加している。6月には北海道のニセコ町で開かれるレースに参加予定で、帰宅後にトレーニングを重ねる。「本当は自転車で一生食べていける道も目指していたのですが、そんなに甘くないですね」と白い歯を見せる。
○…同食肉市場の市場長としては初の機械職出身者。「市内唯一の食肉市場の運営に責任とやりがいを感じている。食肉の知識などはまだまだこれからだが、『日々努力』をモットーに、経験を活かしてハード面の整備にも尽力したい」とし、「ぜひ多くの方に『鶴見に美味しいお肉を提供している拠点がある』と知ってもらいたい。市場一丸で頑張っていきます」と笑顔で語った。
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