スポーツ吹矢で健康に 特長は呼吸法
60代から70代の人たち十数人が、松見集会所で約10m先の的をめがけて矢を放っている=写真。これは、1998年に日本で生まれた競技「スポーツ吹矢」だ。愛好者は全国に三万人。高い運動能力がいらないので、セカンドライフを楽しむ高齢者に人気となっているそう。
基本動作は弓道と同じく「礼」に始まり「礼」に終わる。このゆっくりとした一連動作のなかで、腹式呼吸をベースにした「スポーツ吹矢式呼吸法」を用いるのが特長。集中力と精神力が必要なスポーツで、競技会などでは1ラウンド5本の矢を吹き点数を競い合う。記者も体験させてもらったが、スポーツ吹矢式呼吸で心なしかウエストが引き締まった気がした。
カルチャースクールで結成し、同好会を経て約2年前に(社)日本スポーツ吹矢協会に加盟したブロウアー大口支部の砂本宏一支部長(6段)は「健康と生きがい作りに最高のスポーツです。出会いも多く、充実したセカンドライフを過ごしています」と話す。
松見集会所で体験会を実施
同支部は3月19日午後2時から3時30分まで、体験講座「やってみよう!スポーツ吹矢」を松見集会所レクリエーション室で行う。
募集対象は成人15人(先着順)。参加費は400円。当日は、スポーツ吹矢の説明と基本動作の指導が行われる。
申し込み・問い合わせは砂本さん【携帯電話】090・7424・4577。
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