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神奈川区 意見広告

公開日:2014.07.10

県政日記【10】
セクハラやじと批判意識の欠如
みんなの党 県議会議員 かるべ 和夫

 我が党の塩村議員の都議会での一般質問に対して、ある議員から「早く結婚した方がよい」「まず自分で産め」などのセクハラやじがありました。この騒動が物議を醸し出したのは、皆さん充分ご存じのことだと思います。

 女性を蔑視する発言は、議員以前の問題であると思います。発言者を特定するに当たり、当初はセクハラやじを否定していた議員が、数日たってから発言を認め謝罪をしました。都議会は再発防止を誓う決議案を採択しましたが、セクハラやじに対する批判意識の欠如を感じ、何とも後味の悪い結果となりました。

懇親会での「出来事」

 県議会・市議会議員と県職員の明大OBが参加する懇親会が、4月に開かれました。発起人は、セクハラやじ発言をした党のベテラン議員の方でした。懇親会は、議員・職員が先輩後輩の間柄であることが分かって、大変和やかなムードで盛り上がりました。

 その「出来事」は、ある参加者の自己紹介の最中に起こりました。スピーチが終わると、発起人の方がすぐに私の隣に座っている女性のところへ来て、「セクハラ発言があり大変申し訳ない」という主旨の言葉をかけたのです。その女性は「慣れていますから、大丈夫です」と返事をしました。

 実は、この女性は私の妻です。私はきめこまやかな発起人に敬意を払いながら、少し酔っていたとはいえ、セクハラ発言を感じられなかったことを妻に謝罪したいと思いました。

 今回のやじ騒動を聞いて、同じ党の議員でも、セクハラ発言を「する人」「配慮する人」、こうも意識の違いがあるものなのかと感じた出来事でした。

かるべ和夫 政務活動事務所

神奈川区松本町2-13-7

TEL:045-323-6713

http://karube.co/

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