春の叙勲・褒章の受章者が内閣府から発表され、神奈川消防団の元消防団長・田邊省二さんが勲章の「瑞宝双光章」を、現団長の⻆田伯雄さんが「藍綬褒章」を同時に受章する栄誉を手にした。
田邊さんは50年以上消防団活動に携わり、地域防災力の向上に寄与してきた。出初式や市民まつりなどの大型イベント時には積極的な広報活動で着実に団員を増やし、2018年には定員430人に対し充足率100%を達成し、総務大臣感謝状を受賞した。
今年4月に団長に着任した⻆田さんは32年前に入団し、積雪時など様々な場面を想定した実践的な訓練に力を注いできた。東日本大震災の際には、震災の5日後に被災地にある消防学校まで仲間と車を走らせ、インフルエンザ対策の支援物資を届けたこともあった。
受章を受けて2人は「活動が評価され嬉しい。団員たちが協力してくれたおかげ」と口をそろえて喜びを語った。
区内の叙勲・褒章受章者は5人(敬称略・順不同)。
▽叙勲/瑞宝双光章・田邊省二(消防功労・元神奈川消防団団長)、瑞宝単光章・瀧本由美子(看護業務功労・元日本郵政公社職員)
▽褒章/黄綬褒章・田邉毅一(業務精励 ホテル業・ユーアイホテル社長)、藍綬褒章・坂井幸枝(統計調査功績・元小売物価統計調査員)、⻆田伯雄(消防功績・神奈川消防団団長)
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>