「気分は楽しい夏祭り――」。あおぞら保育園=六角橋=では、職員の発案で園内に提灯などの装飾を施し、園児たちがひと夏の思い出を満喫した=写真。
近所の片倉北公園や六角橋中学校の校庭で行っている夏祭りが、今年は新型コロナウイルスの影響で開催できなくなったことを受け、祭りの雰囲気だけでも楽しんでもらおうと園舎を飾り付けることにした。2歳児がサインペンで描いたにじみ絵や、4歳児が夏野菜のオクラを使って星形のスタンプを押した飾りなどを天井から吊るし、5歳児が絵本の読み聞かせで親しんでいるグリム童話『狼と狐』にちなんだ神輿や、ヨーヨーすくい、的当てなどのゲームコーナーも作った。
13日から17日までを「夏祭り期間」にし、甚兵衛姿で生活を送る園児も見られるなど園内は祭りの雰囲気一色に。最終日には、焼きそばや唐揚げをプラスチック容器に詰めた屋台さながらの昼食も振る舞われた。
荒波進一園長は「子どもたちは色々な行事を経験して一歩一歩成長していく。たくさんの行事が中止になり残念だが、楽しい思い出を心に刻んでもらえたら」と話した。
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