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公開日:2026.05.21

神奈川台場をデジタルで 5月26日から公開

  • 当時の神奈川台場に降り立つことができるVRコンテンツ

    当時の神奈川台場に降り立つことができるVRコンテンツ

 幕末の横浜開港期に築かれた砲台場「神奈川台場」の姿を、最先端のデジタル技術で再現した学習コンテンツが、5月26日(火)に横浜市庁舎で行われるセレモニーで公開される。(公社)神奈川台場地域活性化推進協会と横浜市が連携して制作したもので、動画やVR、ARを通じて、子どもたちをはじめ市民や観光客へ台場の歴史的価値を伝える。

 神奈川台場は1860年、前年に開港した横浜港の防衛のため、松山藩の築造、勝海舟の設計により完成した。現在は埋め立てにより石垣の一部がわずかに残っている。

 同協会は神奈川台場地域のまちづくり推進を目的とし、歴史的遺産の保存・復元や、観光資源としての啓発普及事業などを行っている。同協会の山本博士理事長は「開港当時の歴史を今に伝える神奈川台場は、横浜港が近代の代表的な港であったことを示す貴重なシンボル」と話す。

 デジタルコンテンツ化のきっかけは、同協会が過去に開港資料館と共同制作したブックレットを約3年前の神奈川区民まつりで配布していた際、訪れた区民の「デジタルで作成したらどうか」という意見だった。

 その後、横浜市の各部局や神奈川区役所、地元企業の協力により資金が集められ、プロポーサル方式により選定されたTOPPAN(株)(旧TOPPANエッジ(株))が制作し、実現に至った。

 公開されるのは専用端末を用いて台場の上を散策できる「体験型VR」、スマートフォンで当時の台場の風景を撮影できる「ARコンテンツ」、勝海舟とともにタイムスリップし、台場の構造や歴史を学べる「郷土学習映像」の3つ。学習映像はすでに協会公式YouTubeで公開されている。

 山本理事長は「デジタルコンテンツを通じ、先人たちがどのような思いでこの横浜の街を開いたのかを、子どもたちへより深く伝えていきたい」と力を込めた。

 市庁舎1階のアトリウムで行われる26日の公開セレモニーは午前11時30分から午後1時30分まで。講演会のほか、コンテンツの実演や体験も予定されている。予約不要。

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