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神奈川区 文化

公開日:2026.05.21

神奈川台場跡地の発掘現場で説明会 遺構の保存はされず

  • 蛇籠(写真下部)などが発見された

    蛇籠(写真下部)などが発見された

 神奈川台場跡発掘調査の現地説明会が5月10日、東高島駅北地区土地区画整理事業の工事現場で行われた。

 横浜開港の翌年、1860年に完成した神奈川台場は現在の横浜市中央卸売市場やコットンハーバーのマンション群の近くにあり、外国船の監視や祝砲の発射などの目的で作られた。陸地とは取渡り道と呼ばれる2本の道で結ばれ、本体部分は横246m、縦95mで、横浜スタジアムと同じくらいの面積だった。

 今回調査が行われたのは東側の取渡り道と台場本体との接道部分の石垣。海中に面した下段の石垣とみられ、石などをかごに詰めた「蛇籠(じゃかご)」と呼ばれる土木資材をはじめとする水防関連遺構のほか、ヨーロッパから輸入された陶器などが見つかった。

歴史的価値も

 調査を行った横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センターによると、蛇籠が見つかったのは各地に残る台場の中でも初めてで、台場の構造を考える上で非常に重要な遺構だという。

 調査を委託した東高島駅北地区土地区画整理組合によれば、発掘箇所は新設される道路に当たるため、現地の保存はされず「記録保存」という形で報告書などが作成されるという。

 この日は県外からも研究者や歴史ファンなどが駆け付け、同センター職員による説明を熱心に聞いていた。

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