神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2021年7月8日 エリアトップへ

神奈川大 MM街づくり団体と協定 キャンパス内に活動拠点

社会

公開:2021年7月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
兼子理事長(右)と坂和代表理事
兼子理事長(右)と坂和代表理事

 神奈川大学(兼子良夫理事長・学長)は6月30日、一般社団法人横浜みなとみらい21(坂和伸賢代表理事)と次世代人材の育成やみなとみらい21(MM)地区の活性化を目的に包括連携協定を結んだ。今後は同大のみなとみらいキャンパス内に同法人の活動場所を設け、連携事業を進めていく。

 神奈川大学のみなとみらいキャンパスが今年4月に開業するのに先立ち、20年秋に兼子理事長と同法人の坂和代表理事が対談を実施。みなとみらい地区全体を学びの舞台として次世代人材の育成を行う同大と、みなとみらい地区のエリアマネジメントを行う同法人の特色を生かした連携に向けた機運を高めていた。

 協定により、同法人がみなとみらいキャンパスの一角に多機関が連携した技術開発などを行う場を設置。両者が日頃から人材交流を行うことで、連携した事業の継続性や実効性を高める狙いだ。

 具体的協定の内容は、【1】企業と連携したインターシップなど教育全般に係る支援・協力【2】企業、学生、研究者が連携した共同研究等の充実に係る支援・協力【3】大学教員が住民などと連携したまちづくりの活性化に係る支援・協力【4】企業の研究開発拠点やスタートアップなどと連携したイノベーションのまちづくりの推進【5】社会人などに向けたリカレント教育の推進【6】来街者の回遊性を高める施策の共同開発などMICE事業の推進・協力、の全6項目。【4】の実現に向けては、同キャンパスで事業家や起業家の育成を目的とした公開講座を共同開催し、9月からは兼子学長が塾長を務める「イノベーション塾」を始動。【5】ではでは同大が展開する「生涯学習・エクステンション講座」と同法人の「みなとみらいかもめSCHOOL」が連携した共同教育講座の準備も進める。

産官学連携で生きた学びを

 坂和代表理事は、みなとみらい地区の開発が95%以上進んでおり、エリアの全体像が見えてきたことを紹介。「開発から稼働へと進む中で、神奈川大学と多岐にわたる連携でみなとみらい地区に新たな価値と活性化を推進していきたい」と話し、兼子理事長は「世界的なグローバル企業や魅力あふれる文化施設が集まり、最高の学びの環境。連携により産学官を交えた生きた学びを展開し、次世代を担う国際人の養成とみなとみらい地区で活動するプレーヤーとして活性化にも貢献できれば」と抱負を述べた。
 

神奈川区版のトップニュース最新6

工場見学が累計30万人

日産自動車横浜工場

工場見学が累計30万人

愛され続けて90年

4月25日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

デジタル端末貸与を実現

神奈川工業高定時制

デジタル端末貸与を実現

地元企業連携では全国初

4月18日

追突事故が増加中

神奈川警察署管内

追突事故が増加中

15日まで交通安全運動

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook