神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2022年11月3日 エリアトップへ

六角橋 まちづくり団体が法人化 事業継続へ新たな船出

コミュニティ社会

公開:2022年11月3日

  • X
  • LINE
  • hatena
NPOへの門出を祝う参加者
NPOへの門出を祝う参加者

六角橋地区で学生と地域が協力しながらまちづくりを行う団体「まち×学生プロジェクト」がこのほど、法人化し「NPO法人まち×学生プロジェクトplus」として新たなスタートを切った。10月22日には、六角橋地域ケアプラザで記念セレモニーを実施。卒業した学生や地域住民など50人近くが出席し、新たな船出を祝った。

 「まち×学生プロジェクト(まちかけ)」は、六角橋の自治連合会や商店街連合会など地域団体と神奈川大学などの学生がつながり、「世代を超えたまちづくり」をテーマにまちを盛り上げるプロジェクト。認知症啓発企画「オレンジプロジェクト」や冬の夜空を彩る「キャンドルナイト」など六角橋地区に馴染みある一大イベントは、同プロジェクトから生まれたものだ。

 新型コロナウイルス感染症拡大以降はイベントが軒並み中止に。それでもつながりを絶やさず、生活に苦しむ学生を支援する「まちSHOKU」を開催。自治会や商店街、大学などが協働し465人に1週間分の食品や生活用品を届けた。「まち」と「学生」が意見を出し合う定例会は毎月1回、継続してきた。

ノウハウを他の地域にも

 法人化は、今までの事業を継続しつつ、これまでの活動やコロナ禍で得た経験をもとに他の地域にもノウハウを広げていくことが目的。設立時から中心メンバーとして団体を発展させてきた六角橋在住の森勤氏が理事長を務め、「まち」と「学生」をつないだ元六角橋地域ケアプラザの地域交流コーディネーターやまちかけの卒業生などが理事として名を連ねる。

 10月22日に六角橋地域ケアプラザで行われた設立記念セレモニー「NPOへの門出式」では、日比野政芳神奈川区長をはじめ、地域住民やまちかけの卒業生、大学関係者など50人近くが発足祝いに駆け付けた。

 法人設立企画として宇都宮大学地域デザイン科学部の石井大一朗准教授が基調講演を行い、まちかけの将来像を模索。後半はパネルディスカッションを行い、石井准教授と同法人の理事が意見を交わした。

 セレモニーの後は、まちかけが初めて企画したイベント「六神祭」を現役の学生が再現。すごろくを用いて、世代を超えて交流した。森理事長は「7年前の設立当初は、学生が0人のこともあった。長年継続することで、大勢の方たちの前で新たなスタートを迎えられ、嬉しく思います」と話した。

中古住宅買取りならテイルウィンド

法的手続きもサポート 片付いていない古い家もそのまま売却できます

https://www.tailwind-yokohama.jp/

<PR>

神奈川区版のトップニュース最新6

救急要請を“予防”

横浜市消防局

救急要請を“予防”

出場件数急増に危機感

5月16日

土曜開放を毎週化

中央卸売市場水産仲卸棟

土曜開放を毎週化

一般利用者の拡大図る

5月16日

新校舎へ引越し

新校舎へ引越し

菅田の丘小学校

5月9日

社宅を消防訓練に提供

太陽油脂株式会社

社宅を消防訓練に提供

解体前に地域貢献

5月9日

家庭との連絡法を統一

横浜市立学校

家庭との連絡法を統一

アプリ活用で新システム

5月2日

バス停が復活

神奈川区総合庁舎前

バス停が復活

地域の要望受け

5月2日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月16日0:00更新

  • 5月2日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook