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公開日:2026.10.15

フィギュアスケート鍵山優真選手 六角橋中学校に凱旋 母校の創立80周年行事で

  • 生徒たちにメダルを見せる鍵山選手

    生徒たちにメダルを見せる鍵山選手

  • 体育館の壁を使ったプロジェクションマッピング

    体育館の壁を使ったプロジェクションマッピング

 フィギュアスケート選手の鍵山優真さんが10月8日、母校の市立六角橋中学校を訪問した。同校の創立80周年記念文化祭の一環で、「夢・努力・挑戦」をテーマに、生徒からの質問に答えた。

 鍵山選手は今年2月に行われたミラノ・コルティナ冬季五輪で2大会連続となる個人・団体の銀メダルを獲得。今シーズンは競技を休養している。この日は2つのメダルを持参し、全校生徒たちの前で披露した。

 約8年ぶりとなる母校への凱旋に「みんな僕のことを知っているかすごく緊張して不安だった」という鍵山選手だったが、会場となった体育館のステージ上に姿を現すと、生徒からは歓声と大きな拍手が起こった。

 代表生徒からの質問に答える形式でイベントは進行。

 中学1年生の時に横浜へ転居し、同校へ入学した当時のエピソードでは「最初は友人が0人で居場所がなく悩んだ時期もあったが、周囲の温かい声掛けに救われた。人間関係を築く能力は将来も必要になるので、今のうちに友人とたくさん関わる時間が大事になると思います」と、実体験を交えて中学生へ優しく語りかけた。

 試合前のルーティンについて問われると「音楽を聴いたりゲームをして、なるべくリラックスできる時間を作っている」と回答。スケート選手になっていなかったらという質問には「甘いものが大好きで、小学生の頃はパティシエになりたかった」と笑顔で明かし、意外な一面に生徒からは「かわいい」といった声がもれていた。

 また、夢や目標については「焦ることはない。様々なことに挑戦し、少しずつ積み上げた先に結果がある」と力説。結果が出ず挫折しそうな時は「一度立ち止まり、基礎を見直すことが重要」と力強いアドバイスを送った。

 鍵山選手は「皆さんの顔を見て元気をもらえた。お互い全力で頑張りましょう」と笑顔で生徒たちにエールを送り、最後に生徒代表から感謝の花束が贈られた。

 文化祭ではこのほか、文化祭委員による企画や部活動の発表が行われた。オープニングには約10分間のプロジェクションマッピングが上映され、体育館の壁に投影された迫力ある映像や校内行事紹介のスライドに会場からはどよめきが起きていた。

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