鶴見区 社会
公開日:2026.10.15
自転車事故数が市内2位 今年4月から青切符導入
鶴見警察署の発表によると、今年に入ってから8月末時点で、鶴見区内で発生した自転車絡みの交通事故は既に100件を超え、横浜市内でワースト2位の多さとなっている。
自転車を巡っては、今年4月から16歳以上の悪質な交通違反に対し、交通反則通告制度(青切符)が導入された。スマートフォンなどを使用しながらの「ながら運転」や信号無視などが確認された場合、反則金が科されるものだ。
鶴見区では、交通事故全体の約3割を自転車関連が占める。同署交通課によると、特に事故が多発しているのが鶴見駅周辺だ。「道幅が狭く、交通量が多いことに加え、路上駐車も目立つ。飛び出しや歩行者も多いため、危険な場所では自転車を降りて押して歩くことも有効な手段」と呼びかける。
ヘルメット着用率の低さも課題となっている。全国の自転車死亡事故の約6割は頭部の致命傷が原因となっており、同署は「命を守るため、移動の際は必ず着用してほしい」と警鐘を鳴らす。
自転車事故の当事者にならないためには、見通しの悪い交差点などでスピードを抑え、自動車と同様に危険を予測する「かもしれない運転」の意識づけが不可欠だ。
同署は「自転車は被害者になれば大けがや命を落とす危険がある一方、加害者になれば誰かの人生を壊しかねない。住民同士で声をかけ合い、安全意識を高めていってほしい」と訴えている。
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