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眼科 60代、近眼ではないのに視力が0.7以下に。なぜでしょうか
40代、50代以降で視力の低下やまぶしくて見えづらい、かすんで見える等の症状があらわれた場合、加齢性白内障であることが多いです。
白内障は一種の老化現象です。加齢により誰にでも起こる可能性があります。点眼薬で進行を遅らせることもできますが、特効薬ではありません。日常生活に不便を感じたら手術を受けられたほうがよいでしょう。
目の手術、というと怖いイメージを抱かれるかもしれませんが、医療技術の進歩により、日帰りで手術ができるようになりました。
日帰り手術のメリットは、患者さんの負担が少ないこと。以前は1週間の入院が必要でしたが、日帰り手術なら約10分程度、術後の休憩時間を含めても3時間ほどで自宅に帰れます。
手術は痛みの少ない点眼麻酔後、濁った水晶体を超音波で砕いて取出し、人工のレンズを入れます。眼内レンズの寿命は非常に長く、一度挿入すれば取り換える必要はまずありません。材質の良い眼内レンズや安全性に優れた顕微鏡などの手術機械も開発されています。今後も一層安全性が高まっていくでしょう。
ちなみに、眼内レンズにはピントを合わせる調節力がありません。視力が回復し安定する術後1カ月以降をめどに眼鏡をつくると良いでしょう。
執刀医選びのポイントは、初診から術後までの経過をひとりの執刀医が診てくれること。アフターケアも安心して任せられますし患者さんの不安にもすぐに対応できます。術前に1〜2回、術後も検診がありますので通院しやすいかどうかもポイントになります。
加齢性白内障は40代で発症することも。また、糖尿病やアトピー性皮膚炎など、全身疾患に合併する白内障もあります。大切な目を守るためにも、定期健診を受けるようにしましょう。
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5月3日
4月26日