川崎市ではこのほど、10月20日の宮前区民祭で行われた、新しい宮前市民館と図書館のアイデアに関するアンケートの集計結果を発表した。
区民祭でブース出展し、9月と10月に区民と行ってきたワークショップで出た、新市民館・図書館で実現したいアイデア案をボードで掲示。来場者が「いいね!」と思うものに、シールを貼ってもらったもの。
約750人が参加し、そのうち10代以下が38%、次いで40代19%、60代16%、70代9%、30代7%、50代6%、80代以上3%、20代2%だった。
一番人気だったのは、子どもたちのアイデア「ネイチャーパークにしたい!」で270票。次いで「子どもの大騒ぎもOK、ママパパが気を遣わず、子育てを応援する人であふれている!」が251票、「誰でも自由に利用できて、交流できるフリースペースがある!」が242票だった。他に「学校の帰りに寄れる安心安全な場所になってほしい」「朝早く7時くらいから開けてほしい」などの意見があがっており、反対意見はなかった。
「引き続き区民と共に」
集計結果や意見は、市のウェブサイト上で公開されている。今後、市民代表や専門家からなる専門部会や庁内調整会議等を経て、今年度末に策定予定の基本計画案に盛り込まれる。
市教育委員会担当者は「ワークショップを通じ、広く意見をあげてもらえた。引き続き区民の皆さまと共に進めていきたい」と話している。
新市民館と図書館は2025〜26年度に工事を完了し、供用開始する予定。
(問)市教育委員会生涯学習推進課【電話】044・200・1981
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