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国、有機農業100万ヘクタール目標方針 地球に優しい農業の一翼を モッチーのフルーツ王国 ばらやま梨園

公開:2021年6月11日

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丹精込めて育てる持田さん家族
丹精込めて育てる持田さん家族

 有馬にある「モッチーのフルーツ王国」(ばらやま梨園)では、毎年5トン以上の牛糞堆肥を使い、有機栽培で果物の栽培を行っている。

 持田丞さんは、半世紀にわたり「宮前梨」の生産を続けてきた。みずみずしく甘味がギュッと詰まった大玉の幸水(8月上旬頃)や豊水(9月上旬頃)、新星(9月上旬頃)、とにかく大きくて甘いイチジク(8月上旬頃〜10月下旬頃)、シャリシャリとした食感が特長の太秋柿(11月頃)、不知火(デコポン、2月頃)などの丹精込めて育て上げた旬の味覚を、1年を通じて届けている。

 持田さんは、市内外に多くの畑を持つ。数十年前からできるだけ化学肥料や農薬に頼らない「有機栽培」にこだわってきた。国はこのたび、二酸化炭素の排出量が少ない有機農業の面積を、2050年度までに100万ヘクタールを目標とする戦略を打ち出した。「手間暇をかけた分、元気な果物に育つメリットもある。少しでも環境問題に貢献していきたい」と話す。

 生産者にとって地球温暖化の影響は計り知れない。それでも、自然との調和を大切にしていく方針に変わりはない。「果物は自然の贈り物。良い年も、悪い年もありますが、自然と真正面から向き合いながらじっくり大切に育んでいきたい」と思いを語る。

循環型の農業模索

 小売店のオーナーでもある持田さん。店頭では地元農家の野菜を販売するなど「地産地消」の推進にも積極的。弁当の廃棄処分に胸を痛める毎日で「廃棄弁当を集め、堆肥にして農作物を作れないか」と模索。いわゆる「循環型農業」に向けた活動を目指す。

そして次世代へ

 会社運営は息子の誠さんが担っている。この春には、内孫も農業高校へ進学するなど、創業者の思いを受け継ぐ環境は整いつつある。「コロナ下の大変な時期だからこそ、家族一丸となってこの難局を乗り越えたい」。今後も3代にわたって自然の恵みを地域に届けていく。

有機栽培された梨(5月)
有機栽培された梨(5月)
※横に表示されている数字のアイコンは、SDGsの17の目標のうち、同企業の取り組みに該当する項目を一部掲載したものです
※横に表示されている数字のアイコンは、SDGsの17の目標のうち、同企業の取り組みに該当する項目を一部掲載したものです

ばらやま梨園

川崎市宮前区有馬4-10-10

TEL:044-866-2960

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