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宮前区 社会

公開日:2023.09.01

宮前区100人カイギ
中高生3人が夢語る
第6回ゲストとして登壇

  • ベルトを肩にかけて語る佐藤さん

 毎回5人の地元民が登壇者となり、これまでの人生や仕事などについて語る「100人カイギ」。第6回目となる宮前区カイギが8月22日、宮崎こども文化センターで行われ、3人の中高生がゲストに招かれた。

 野川中学校3年の佐藤大地さん=人物風土記で紹介=は、中学入学と同時にプロレス団体・ヒートアップ(多摩区)の練習生になり、三度目の正直でプロテストに合格した経緯などを説明。「決してあきらめてはいけないことを学んだ。いつかプロレス界の頂点をつかむ」と宣言した。

 市立橘高校国際科の3年生・東浜(ありはま)真莉愛さんは、小学1年生のときから区内のバレエスクールに通う。ニューヨークでの短期留学について「謙虚なだけではだめで、自分をアピール事が必要だと痛感した」と振り返った。LGBTQなどの多様化社会の在り方にも触れ、「一人一人が自分らしく生きていくためにも、さまざまな人を受け入れる土壌が必要だ」と持論を述べた。

 100人カイギは、登壇者の総数が100人に達したら解散するもので、2016年の東京都港区を皮切りに、全国各地で開催。宮前区カイギは「農業」「医療」「教育」をテーマに、子どもと大人をつなぐコンセプトで実施している。

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