神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2025年5月2日 エリアトップへ

富士通レッドウェーブ ファンに感謝捧げる リーグ、皇后杯優勝を報告

スポーツ

公開:2025年5月2日

  • X
  • LINE
  • hatena
(左から)福田市長、町田瑠唯選手、宮澤選手、テーブスHC
(左から)福田市長、町田瑠唯選手、宮澤選手、テーブスHC

 女子プロバスケットボールWリーグを2年連続で制した富士通レッドウェーブは4月18日、ラゾーナ川崎プラザルーファ広場(幸区)で優勝報告会を開いた。BTテーブスヘッドコーチや選手らが参加し、会場に訪れた多くのファンと喜びを分かち合った。

 2024―25シーズンから2部制となったWリーグ。レッドウェーブは、8チームで競われる1部プレミアリーグに所属し、レギュラーシーズンを1位で終え、プレーオフセミファイナルに進出。シーズン4位のENEOSサンフラワーズを下し、ファイナルでは同2位のデンソーアイリスと対戦。1勝2敗と後がない状況から4戦目、5戦目を勝利し、2年連続3回目の優勝を決めた。昨年12月には皇后杯も制しており、2冠を達成した。

 優勝報告会で福田紀彦川崎市長は「昨年、『次は連覇を』とお願いしたが、実行するのは難しい。しっかり勝ち切ったことを誇りに思う」と選手を称えた。川崎市市制101年を迎えたことにも触れつつ、「新しい川崎をつくる年。新たなスタートに花を添えてくれた。次はさらなる高みを目指して、3連覇をみんなで後押しして勝ちに行きましょう」とエールを送った。

 チームの平松浩樹顧問は、リーグ戦、プレーオフの激闘を振り返り、「タフな試合が続く中で頑張れたのも皆さんの応援の力。来年もまたここに戻ってきたい。地元川崎に愛され、誇りに思ってもらえるよう努力し続けるチームでありたい」とファンに感謝の気持ちを伝えた。

市から特別賞

 今回の2連覇、2冠を祝し、川崎市からスポーツ特別賞が贈られた。テーブスヘッドコーチは「大変光栄。チームの目標だった皇后杯優勝、リーグ連覇を達成し、特別なシーズンだった。多くの困難な時期もあったが選手たちが粘り強く戦い抜いた。引き続き応援を」と呼び掛けた。キャプテンの宮澤夕貴選手は優勝が決まった瞬間を振り返り、「シーズン中、苦しいときもあったが、スタッフも含めたこのチームで優勝できてうれしかった」と声を弾ませた。地域やファンへ「今までやってきてこういう結果を出せたのは、支えてくださるファンの方々や川崎市民のおかげ。恩返ししていきたい」と感謝の言葉を述べた。

 会場を訪れた埼玉在住のファンは「選手がケガをしてもみんなでステップアップして頑張っていた。2連覇、2冠はうれしい」と喜んだ。

宮前区版のトップニュース最新6

再整備に大和ハウスら16社

川崎市北部市場

再整備に大和ハウスら16社

約604億円で落札

6月13日

新議長に原典之氏

川崎市議会

新議長に原典之氏

副議長・堀添氏と「開かれた議会に」

6月13日

通学路のサクラに学び

鷺沼小4年生

通学路のサクラに学び

業者指導で植え替え体験

6月6日

マンホールトイレを整備

川崎市

マンホールトイレを整備

市内156カ所に

6月6日

アートの力 街づくりに

宮前区地域デザイン会議

アートの力 街づくりに

芸術関係者ら意見交換

5月30日

施設貸出に新システム

市立小中学校など

施設貸出に新システム

利便性向上や負担軽減へ

5月30日

あっとほーむデスク

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年6月13日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook