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公開日:2026.06.19

愛川町長選 茅氏が初当選 県内の現職首長で最年少

  • 支援者らと当選を喜ぶ茅氏(写真中央)

    支援者らと当選を喜ぶ茅氏(写真中央)

  • 最年少の町長誕生へ (写真2)

  • 万歳する太田氏(左)

    万歳する太田氏(左)

  • 最年少の町長誕生へ (写真4)

  • 笑顔で当選証書を受け取る茅氏

    笑顔で当選証書を受け取る茅氏

 任期満了に伴う愛川町長選挙は6月14日に投開票が行われ、無所属新人で元町議の茅大夢氏(31)が、他の新人3氏を退けて初当選を果たした。6月29日に町長に就任する。31歳での当選は県内の現職首長で最年少。

 今回の町長選は現職の引退に伴い、茅氏のほか、獣医師の今鉾君雄氏(66)、バイク販売業の竹谷貴志氏(49)、介護職・政治団体代表の杜野やえ氏(37)の新人3人が立候補した。

 茅氏の事務所に当選確実の報が流れたのは午後10時ごろ。事務所には約20人の支援者らが集まり、茅氏は歓喜の渦の中で深々と頭を下げた。あいさつに立った茅氏は「多くの期待を受けたことに感謝し、まちを守る覚悟を新たにした。ここが愛川町の新たなスタート。住民の生活を守るために4年間走り続けたい」と意気込みを語った。また県内で最年少の首長となることを受け「若さに期待された面はあるが、誰ひとり取り残さない政策を訴えられたことが大きかった。県内最若手であることが、愛川町を多くの人に知ってもらうPRの機会になれば」と語った。

 5日間にわたって行われた選挙戦。9日の告示日に行われた第一声には衆議院議員の赤間二郎氏や後藤祐一氏のほか、県議や町議も多数駆けつけた。茅氏は企業版ふるさと納税の推進や大学生の交通費負担軽減などを政策に掲げ、8068票を獲得した。

 次点となったのは獣医師の今鉾氏。2022年の町長選に続く出馬で、前回を上回る1325票を獲得した。

 15日に取材に応じた今鉾氏は「茅氏には心からお祝いを申し上げるとともに、町のために尽力いただきたい。私も投票いただいた方の思いを忘れず今後も情報発信を続けていきたい」と話した。

 今回の選挙の投票率は35・81%で、前回(2022年)を3・3ポイント下回った。

 6月17日には愛川町役場で当選証書授与式が行われ、笑顔で証書を受け取った茅氏は「このような場に立ち、町長になる実感が湧いた。これまでの小野澤町政をベースに少しずつ自分の色を出していきたい」と意気込みを語った。

 初登庁は6月29日(月)午前8時20分頃の予定。

町議補選は太田氏

 同日には、3月の茅氏の辞職に伴う愛川町議会議員補欠選挙(欠員1)の投開票も行われ、無所属で新人の太田正信氏(42)が5396票を獲得。4711票を獲得した無所属で新人の岩澤晃市氏(54)を破り、初当選を果たした。任期は6月15日から2027年10月14日まで。

 太田氏は部品製造会社の社員で、県PTA協議会の会長や、愛川町消防団でも活動している。

 当選確実の報が太田氏の事務所に届いたのは午後10時半ごろ。太田氏は「立候補を決めたのが5月18日。無謀といわれながら皆さんの支援でここまで来られた。まさに団結力の勝利」と、集まった支持者を前に感謝を述べた。今後は学校体育館へのエアコン設置などに尽力したいとしている。

 岩澤氏は取材に対し、「太田さんが強かった」と素直に述べつつ、「町の皆さんの意見を肌で感じられた。充電して来年の町議選に挑戦したい」と5日間の選挙戦を振り返った。

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