NECグリーンスイミングクラブ 水のトラブル対処法 着衣泳教室で心構えを学習
区内久本のスイミングクラブ『NECグリーンスイミングクラブ溝の口』で会員を対象とした着衣泳教室が、今月3日から9日にかけて行われた。
同クラブは野外活動やレジャーで水に触れる機会の増える夏にあわせて、不意に水に落ちたときの心構えと対処法を毎年この時期に指導している。「着衣泳とは服をきたまま泳ぐこと。一度経験をしておくことで、いざという時にパニックにならずに冷静に対応する能力を備えることができる」とスタッフ。
今年は5歳以上の1000人を越える子ども会員が参加した。教室開催の直前に、兵庫県で池で遊んでいた子どもたちが溺れる事故があったばかりで、参加者は真剣な表情で話を聞いていた。
服を着たまま水に入ると生地が水分を吸って重くなる。また仰向けに落ちると、鼻から水が入って痛くなりパニックのもとになるのだという。
万が一水に落ちた時は「助けて」と大きな声を出して人を呼び、周りを見て浮いている木やペットボトルなどにつかまることが大切とのこと。力を温存することを優先しながら少し泳いだり、疲れたら浮くなどの対処をし、その際にはTシャツの腹部に空気を入れて浮く体勢づくりなどもポイントになってくるそうだ。
教室を終えて同クラブは「皆、一生懸命学んでくれていた。楽しい夏休みをどうか安全に過ごしてほしい」と呼びかけた。
なお、同クラブでは今月末まで入会キャンペーンを実施している。(問)NECグリーンスイミング溝の口(【電話】044・811・2035)
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4月19日