子どもの意見を区政に反映し、より良い街づくりに生かしてもらおうと、区内の小中学生らからなる「2012年度高津区子ども会議」の実行委員会メンバーは3月30日、高津区役所を訪れ、秋岡正充高津区長に1年間の活動を報告した。
この日、当時小学5、6年のメンバー7人が区長室を訪問。緊張の面持ちで対面する子どもたちを、秋岡区長は「報告を伺えるのを楽しみにしていました」と笑顔で迎え入れた。
実行委員長を務める佐藤凜香さん(当時小6)は、昨年の高津子どもまつりへの参加や、二ヶ領用水の清掃ボランティアなどの活動を写真付きで紹介した報告書を秋岡区長に提出。質疑応答では「行政の仕事を選んだ理由は」「高津区の税金の使われ方を教えてください」などの質問がメンバーから次々と飛んでいた。
「これからも高津区のために、頑張って活動を続けてもらえると有難い」と秋岡区長。「打ち込めるものや良い友だちを見つけて、勉強も遊びも楽しんで」と子どもたちを激励した。
子どもの声を区政に届けるのを目的に、同会議は1994年にスタートした。区長への報告会は今回で6回目。2012年度は「高津区の人達が笑顔であふれるよい町に!」をメインテーマに毎月会議を開き、さまざまな議論を続けてきた。
佐藤さんは「緊張したけど、区長と話ができて良い機会になった。中学生になっても、学校をまとめるような委員会に入りたい」と意欲を語った。
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