「これだけ咲くのは年に1度だけです」。そう語るのは久末在住の二村決男(よしお)さん(71)。二村さんが自宅で育てている「月下美人」32輪が7月22日の夜、開花した。
「月下美人」はメキシコの熱帯雨林原産のサボテン科の花で、夜に咲いて翌朝にはしぼんでしまう一晩限りの花。二村さんによると、22日午後7時過ぎに咲き始めたという。花は直径約15cm、茎の丈は2mほど。30年前に会社の同僚からもらったもので、今でも大切に育てている。「甘い匂いが独特の花。冬場は玄関に入れるなど、管理をしっかりすれば枯れない」と二村さんは話す。
情報を提供してくれたのは、二村さんの近所に住む稲垣量子さん。「一気にこんなに咲いて、見事でした」と話していた。
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