足ひれを付けて水中を高速で泳ぐフィンスイミングの選手・三村逸人(はやと)さん(21)(日本体育大学3年、高津区新作在住)が10月9日、横浜国際プールで開催された短水路記録会に出場し、50mCMAS(クマス)ビーフィンで日本新記録を樹立した。
CMASビーフィンは足ひれとシュノーケルを装着し、クロールを泳ぐ種目。三村さんは25mターン後のドルフィンキックでタイムを縮めることに成功し、19秒09でフィニッシュ。新記録を樹立した。「びっくりしたし、嬉しい気持ちも大きい。初めて記録を出せて良かった」と三村さんは笑顔で振り返る。横浜国際プールは自身がアルバイトをしている場所でもあり、周囲の応援も力になった。
三村さんは競技の普及にも積極的で、体験会を開く取り組みも実施。この記録会にフィンスイミングの種目が導入されたのも、選手たちの努力があったからだ。
11月19日に開かれる短水路の日本選手権で、200mの日本記録樹立を目指す。三村さんは「練習の時間や質は確保しているつもりなので、自信を持って挑みたい」と意気込んでいる。
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