奉祝祭に先立ち行われた「稚児行列」には事前の呼びかけに応じた幼児や小学生ら約80人が参加した。
額に位星と呼ばれる黒い丸を描き、紅を塗るなど独特の化粧をした子どもたち。男児は紫の袴と烏帽子、女児は赤の袴に華やかな花冠をかぶって登場。平安絵巻さながらの“お稚児さん”たちの行列は、こちらも新しくなったばかりの久末小学校を出発。宮司について一人でしっかり歩く子、親の手をつかんで離さない子など、賑やかに神社まで練り歩き、沿道からは「かわいい」という声が飛び、写真撮影の人だかりができていた。
神社での正式参拝では稚児代表による玉串拝礼などが行われた。
もとは子どもの無病息災を祈り、成長を願う「稚児行列」。子どもと一緒に参列した保護者のひとりは「貴重な機会で子どもにも良い思い出になりました。これからも地元の氏神様として子どもたちを見守ってもらえたら」と話していた。
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