第40回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会が3月に行われ、宇奈根のカワサキスイミングクラブが水球競技で、NECグリーンスイミングクラブ溝の口に所属する小山雄大選手(国立第三小5年)と山尾利樹人選手(大谷戸小5年)、同クラブ玉川(中原区)に所属する小嶋壮選手(御幸中3年)が競泳競技で優勝した。
夏の雪辱果たす
11回目の優勝を果たした水球チーム。主将を務める斎藤昂泰選手(西高津中1年は)「やっと優勝できた、という気持ちだった」と安堵した様子で語る。試合後は涙を見せる選手もいた。
昨夏のJOC大会では、優勝候補とされながら結果は4位。この大会以降、当時6年生だったメンバー7人が、同クラブの中学生と同じ練習をこなし、スプリント力、持久力の徹底強化を図った。「小学生とは別次元の辛さ」を全員で乗り越え、雪辱を果たした。現在、中学生チームで練習する斎藤選手は「あたり負けしない体作りをしてまずはメンバー入りを目指したい」と抱負を語った。
昨夏から飛躍し初優勝
小嶋選手は平泳ぎ100m(13歳〜14歳区分)で優勝を果たした。自身初の優勝に「自信があったので嬉しかった」と喜びを語る。昨夏の戦績は同種目6位。飛躍の理由は、同世代のトップスイマーが集まる合宿に参加した事だった。小嶋選手は「練習の合間にストレッチや学校の課題をするなど、日常生活の意識の高さを感じて刺激を受けた」という。次の目標は「夏の全中大会優勝」と意気込みを語った。
小山選手は背泳ぎ50m(10歳以下区分)で初優勝を果たした。「早くに大きい大会で優勝できて良かった」と小山選手。「後半に追いつかれる」という課題に向け、バサロを重点的に練習していた。同じ区分で出場する次の夏大会に向け「優勝を目指す」と語った。
山尾選手はバタフライ50m(10歳以下区分)で優勝、自由形50m(同)で準優勝を果たした。「今まで水泳を続けてきてよかった」と嬉しさを滲ませる。自由形、背泳ぎの決勝戦は同日に行われ「2冠を狙っていた」と悔しさも。区分が上がる夏大会に向け「2種目で決勝戦に残れるように」と抱負を語った。
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