小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載232回 「くにこ」の県庁見聞録 新年の徹夜県議会
くにこ)寒い年明けですね。
司会)コロナ緊急事態宣言が出てしまいましたし。
くにこ)その宣言を受けて、県議会では、8日に臨時県議会を開きましたが、大もめにもめたんですよ。
司会)徹夜議会だったそうですね
くにこ)県議会閉会が朝方ですよ!久しぶりに大変でした。8日からの緊急事態宣言を受けて、飲食店等の時短営業範囲を全県に拡大する為、協力金を一日6万円出すと県のコロナ対策本部が決定しました。その補正予算を審議する本会議・委員会が開かれたんですよ。
司会)東京都は知事が議会を招集せずに専決処分しましたね。
くにこ)それだけ、知事が強いんですよ。都民ファーストをバックに、知事は思うように都政を運営してるはずです。でも神奈川は大切な補正予算ですから、議会を開いて審議した上で予算を認めて行こうという我々議会の姿勢が強いんです。特にこの大切な時に大切な補正予算ですからね。
司会)松の内から県議会に行かれたんでしょう?
くにこ)はい、6日に団会議。8日に本会議。そして徹夜。でも、県内事業者の方々に対する支援予算ですし、しっかり議論する義務がありますからね。予算は可決しましたから、県内対象飲食店等には、時短協力(酒類19時まで、閉店20時)には1日6万円協力金が12日から出されます。8割は国、2割が県負担です。雇用調整助成金や家賃補助制度についても、今後も継続するよう、議会として国に求めて行きます。
司会)年末もくにこさんは、県議会に行かれてましたね、確か。
くにこ)ええ、それは厚生常任委員会。残念な事にホテルで療養していた方が亡くなられましたしね。再発防止策も含めて、病院以外の療養については今後も心配です。コロナは容態が急変しますから。そして年末年始の一般救急体制、コロナ対応体制。協力金をだして、コロナ対応診療機関は800カ所以上が確保できました。例年は救急対応は150カ所ほどですから、充実していたと思います。12月23日、25日と両日とも傍聴に行きましたよ。
司会)熱心ですね、くにこさんは。
くにこ)いずれも私たちの生活に密着した案件ですから、課題を把握するために傍聴しました。今年はコロナワクチンが2月末から接種開始と報道されていますし、心配と期待が交差した年になるでしょう。皆さんの不安が少しでも軽減されるように様々な面で努力していきます。
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3月15日