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下作延で強まる"連帯感" コロナ禍でも「できること」

コミュニティ文化

掲載号:2021年5月7日号

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平瀬川の上を舞う鯉のぼり=4月26日撮影
平瀬川の上を舞う鯉のぼり=4月26日撮影

 長引くコロナ禍で地域の行事も減っているが、下作延地区が活発な動きをみせている。さまざまな制約がある中、「今できること」を模索し、実践する姿を紹介する。

◇ ◇ ◇

 下作延中央町内会館そばを流れる平瀬川で4月24日、約350匹の鯉のぼりが飾られた。色とりどりの鯉のぼりは気持ちよさそうに風に舞った。

 これは下作延中央町内会青年部が主催する「平瀬川に鯉のぼりが舞うプロジェクト」によるもので、5月5日まで設置された。昨年は緊急事態宣言下で設置しなかったが、今年はコロナ禍で疲弊した気持ちを少しでも和らげてほしいと、2年ぶりに実施。正安橋と不動橋間100メートルに3本のロープがかけられ、既製品のほか、子ども会や近隣の保育園の子どもたちが描いた鯉のぼりが一堂に飾られた。

 「子どもたちが喜んでくれてよかった」と話すのは、発起人で下作延中央町内会青年部理事の佐藤義雄さん。プロジェクトが始まったのは、東日本大震災がきっかけ。福島県出身で過去に青年部長も務めた佐藤さんは東北にエールを送りたいとプロジェクトを企画した。「当時も今と同じ感じで、いろんな行事がなくなってしまい、さみしい雰囲気だった」と当時を振り返る。

 その後もプロジェクトは継続され、今ではすっかり季節の風物詩となっている。佐藤さんは「このプロジェクトはもっと大きくなれる。今後も続いてほしい」と思いを託した。

「揃いのマスクでイベントを」

 同日、下作延地区には「下作延」と書かれたマスクを着けた人がちらほらと見かけられた。下作延地区連合青年会と連合子ども会ではこのほど、オリジナルの「下作延マスク」を発売。この日は事前注文者への配布日だった。考案者は連合青年会の曽呂学史会長。「感染対策をしっかりする意味でも、ご当地マスクで安全・安心にイベント運営できれば」と計画した。

 マスクは単価を抑えるため、受注生産で販売。昨年12月からチラシやSNSで宣伝を行い、目標500枚のところ、552枚を売り上げた。飲食店や小学校からも注文があったという。

 4年前にはTシャツも製作しており、毎年新色を追加しながら、5年間で累計583枚が売れるなど盛り上がりを見せる同地区。曽呂会長は「下作延エリアは地域活動に熱心で、連帯感の強さを感じる。揃いのマスクを付けてイベントを行いたい」と話した。

揃いのTシャツを着る住民ら(右から2人目が曽呂会長)
揃いのTシャツを着る住民ら(右から2人目が曽呂会長)
「下作延」の文字がプリントされたマスク
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