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高津区 社会

公開日:2022.04.08

富士通ゼネラル
「自閉症への理解を」
啓発へ ライトアップ

  • 青く照らされる同社の看板

 青い光で、自閉症への理解促進を―。区内末長の(株)富士通ゼネラルは、4月2日の「世界自閉症啓発デー」に合わせて、建物などを青く照らす「ブルーライトアップ」を実施している。

 世界自閉症啓発デーは国連が2007年に制定。日本国内では2日から8日を「発達障害啓発週間」とし、自閉症をはじめとした発達障害への理解促進に向けて、ブルーライトアップやシンポジウムを各所で行っている。今回の取り組みは川崎市が市自閉症協会と連携し、15年から始めたもの。ブルーは「癒し」や「希望」を表し、自閉症の理解促進や応援を意味する。高津区内で行われるのは初めて。

 同社は1970年から障害者雇用を進めていることもあり、趣旨に賛同。本日8日も、日没から午後10時まで同社研究棟看板を青く照らす。また、社屋の窓から外に向けて啓発標語である「みんなともだち」のメッセージも貼り出しているほか、社内では啓発ポスターを掲示しているという。同社担当の今川広明さんは「まずは知ってもらうための一歩。今後は有識者を招いた外部向けの講演会なども検討し、理解を進められたら」と話す。市の担当者は「1人でも多くの人に知ってもらうきっかけになれば」と話している。

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