長年にわたり市内多摩区で暮らしていた漫画家・藤子不二雄(A)(安孫子素雄)さんが4月7日、88歳で亡くなった。
藤子不二雄の共同ペンネームで活動し、1996年に他界した藤子・F・不二雄(藤本弘)さんも61年から多摩区に住んでいた。81年には藤子不二雄として川崎市文化賞を受賞。安孫子さんは川崎市市民ミュージアム(中原区)の企画展にも協力し、2018年の「ビッグコミック50周年展」ではインタビュー映像に登場していた。
また、市内屈指の人気スポットとして知られる「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」には、「オバケのQ太郎」など共著作品の原画も展示されてきた。同ミュージアムは7日、「ご逝去を悼み、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします」とウェブサイトに掲出した。
福田紀彦市長は「日本を代表する偉大なる漫画家であり、日本の漫画文化を力強く牽引。また、本市の文化芸術の振興に多大な貢献をされた」と哀悼の意を表した。
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