高津区 文化
公開日:2022.07.29
多摩川宇奈根流域
三度(みたび)「アユ放流」
日本釣振興会が企画
釣り場環境の整備保全や、釣りに関する知識の普及などにあたっている「公益社団法人 日本釣振興会」が7月23日、区内を流れる多摩川の宇奈根流域でアユの稚魚を放流した。これは同振興会が全国で展開している稚魚の放流事業の一つ。この日、実施会場に選ばれた多摩川には、朝から下流(新二子橋付近)で水辺の生き物を観察する「ガサガサ」と呼ばれる手法を体験し終えた平間小学校(中原区)の児童や保護者が集結。関係者からアユの稚魚を小さなバケツに受け取り「大きくなぁれ」といった願いと共に水辺に放流した。
地元漁協も全面協力
また当日は、川崎河川漁業協同組合(竹仲密昭組合長)もイベントに全面協力。同組合も加盟する県の「内水面漁業協同組合連合会」が運用している中間育成施設(厚木市)へ出向き、アユの稚魚を調達。日本釣振興会が用意した事業費を基に延べ約2千匹を多摩川に放流した。組合では単独事業としても4月にアユ放流(1万5千匹)を行った後、先月下旬にも追加放流(約8千匹)を実施している。
「アユ釣り楽しんで」
多摩川でのアユ釣りは「コロガシ」という釣り方が主流。漁業券は市内の釣具店等で購入できる。竹仲組合長は「6月の解禁日以降、釣果はまずます。これから秋にかけて釣果がピークを迎えるので、ぜひ多摩川のアユ釣りを楽しんでもらえれば」と話している。
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