高津区 スポーツ
公開日：2023.03.31
地元スイミングクラブ所属選手
パラ水泳、日本代表に選出
世界選手権とアジア大会へ
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左から松田天空選手、村上舜也選手
区内溝口にある「ＮＥＣグリーンスイミング」に所属するパラアスリートの松田天空（あんく）選手と村上舜也（しゅんや）選手が、７月に開催される「マンチェスター２０２３ＷＰＳ世界選手権大会」の日本代表に選出された。
２人は知的障害者による国内の水泳競技大会などで活躍し、今年３月４日から開催された「２０２３日本パラ水泳春季チャレンジレース」に出場。世界選手権などの出場者を決める大一番で基準タイムを突破し、切符を掴んだ。
「五輪に向け弾みを」
１００ｍバタフライで出場する松田選手は昨年オーストラリアで開催された国際競技大会（バタフライ）で個人と団体で世界新記録を３種目更新し、金メダル４つ獲得した有力選手のひとり。「代表に入れたことは嬉しい。パリオリンピックにつながるレースにしたい」と意気込みを語る。同じく１００ｍバタフライで出場する村上選手は、世界レベルの大会は初出場。「目標にしていた世界選手権に出れて嬉しい。しっかり準備をしたい」と語った。
アジア大会候補にも
３月のチャレンジレースは10月に開催される「杭州２０２２アジアパラゲームズ（昨年は開催延期）｣の選考も兼ねており、松田、村上両選手と共に、同クラブに所属する渡邉麗美選手も日本代表の候補選手に名を連ねている。
ＮＥＣグリーンスイミングの河合大輔マネージャーは「日頃から熱心にトレーニングをしているので、楽しんで来てほしい」と話していた。
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