川崎北部少年少女発明クラブ(会長・永井一清明治大学理工学部教授)の「ペットボトル水ロケット飛翔コンテスト」が8月4日、県立向の岡工業高校(多摩区)で開催された。同クラブメンバーと一般の29人が参加し、飛距離を競った。
工作や科学実験を通して創造力などを養う活動を行っている同クラブ。小中学生を対象にした同コンテストは恒例行事の一つで、コロナ禍で3年中止になった後、昨年から再開した。
参加者は、ペットボトルをベースに、重心や尾翼を工夫しながらロケットを製作。午後から同校の校庭でコンテストに臨んだ。ロケットに水を入れ、掛け声と共に空気圧でロケットを青空に向かって飛ばした。兄弟で参加した堀川幸一郎さん(小4)と、幸貴さん(小3)は「みんなより小さいペットボトルだったけど、うまく飛んでくれてうれしかった」「参加した人の中で唯一の円筒型の尾翼にしてみた。ロケットを作るのが難しかった」と感想を述べ、「今年の記録を越えられるように来年も挑戦したい」と声を揃えた。
高津区の小学生も好成績
同クラブOBで、指導員として参加した瀧山皓舜さん(20)は「みんなが楽しんでくれていた。自分でモノを作ることは重要。モノづくりを好きになってくれたら」と思いを込めた。
コンテストの上位者は次の通り(敬称略)。▽1位/羽田陽(帝京大小)105・21m▽2位/小屋根悠太(久地小)97・5m▽3位/古田元(宿河原小)95・33m▽4位/渡邊翔(麻生小)95・17m▽5位/井澤晴太(中野島小)94・82m
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