高津区 社会
公開日:2023.10.24
梶ヶ谷在住喜多さん
「吃音者(きつおんしゃ)」の心(こえ)、音楽で届ける
11月5日、市総合自治会館
話し言葉が滑らかにでにくい発話障害の一つ「吃音」。この当事者が11月5日(日)に川崎市総合自治会館(中原区小杉町3の600) で吃音への思いを音楽に乗せて伝える「コンアニマ」というイベントを開催する。
主催者は梶ヶ谷在住の喜多龍之祐さん(高2)。母のあずささんも吃音症があり、当事者らがカフェ定員に挑戦する企画「注文に時間のかかるカフェ」を昨年、梶ヶ谷で開催した。
この企画には息子の龍之祐さんも参画。当時の経験を活かし、今回は自分が得意な音楽で気持ちを届けたいと発案。思いを乗せたバトンが、母から息子へ渡った。
映画上映、トーク企画も
当日は、同じ病気を持つ学生やカフェの参加メンバーと吃音への思いを込めたオリジナルソングを演奏。また映画「注文に時間がかかるカフェ―僕たちの挑戦―」の上映や出演者によるトークショーも行われる。
これらの催しは市の文化財団である「パラアート」や文化庁が後援。子どもの未来のために活動する「ミライアルかわさき」も共催となる。
参加費800円、14時から15時30分まで。定員80人(先着順)、申し込みは二次元コードから。
喜多さんは「吃音で悩んでいる人たちに来て欲しい」と話していた。
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