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高津区 文化

公開日:2023.12.01

「地域の発信地」目指して
坂戸に新しいホール、完成

  • みかんの皮むきに挑戦する子どもら

  • 広々としたホールにて高橋さん

 坂戸に新しいホールを見つけた。覗いてみると子ども達の楽しそうなことが聞こえてきた―。

   ◇ ◇ ◇

 このスポットは本紙でも定期コラムを掲載している税理士の高橋昌也さんが自宅を構える坂戸に誰でも利用可能なホールを、と完成させたもの。プレイベントとして11月10日にみかんの皮むきイベントや鏡にお絵描きなどを行い近所の親子15人が参加。子ども達の笑顔に包まれた。

2年前から構想

 自宅の敷地で元々アパートを運営していた高橋さんは建物老朽化に伴い建て替えを検討。新しく作ったアパートの住人や、近所に住む人たちが気軽に集まれる公民館のような施設を作りたいと思いこのホールを設けた。

 約14畳あるホールは、10月末から一般向けにレンタルを受け付けており、演奏家にも試用してもらい、音の響きなどもお墨付きを得たという。また壁一面に張り付けられた大きな鏡もあり、ダンスレッスンなどにも対応しているという。

「再利用」の精神で

 このホールを作っていることを知った友人から捨てる予定だった50年近く前のピアノを譲り受けた。調律も行い状態も良く、高橋さんは「(この敷地もピアノも)使っていないものの再利用は大事」と話す。また「多様な利用が出来ると思う。面白い企画をやっていきたい」と抱負を述べた。

 ホールの問合わせは、高橋昌也さん【携帯電話】070・4440・7796。

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